| 丸 太 見 学 |
平成17年12月17日に実施図面進行中だったS邸で、天竜杉「新月伐採」を使用することになり、“与作ツアー”と題した体験ツアーの案内を頂いたので、実物や管理状況を調査する為、息子と娘をともなってツアーに参加してきました。 木の生えていた位置から生産者、樹齢、伐採者、葉枯らし期間、製材者等、1本の木がどんなに細かくなっても品質を証明する「出荷証明書」の発行できる木材とはどのようなものか? 自分の家の木材を自分で伐採もさせてもらったり、選んだりできる仕組みとは? 新月に伐採した木材は虫やカビが付きにくい訳は? 品質管理された国産材を実感した体験記です。 |
新月伐採を行っている榊原商店さんで、新月伐採の説明と、日程の説明を受けました。 |
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まずは丸太置場の見学です。 |
丸太には全てバーコードが貼ってあり、これを製材のたびに繰り返してゆきます。 多いときは一本の木が1000以上になることもあります。 |
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| 虫が喰っていたり、皮が取れてしまったりと異常のあった木材は、今後の調査の為分けてあります。 |
中央下に穴が開いています。 これは、ツツガムシの喰った跡です。 表面は穴だけですが、中の柔らかい部分を食べるそうです。 |
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| 製 材 見 学 |
柱に製材され、屋外乾燥中の木材です。 バーコードが見られます。 |
乾燥すると縮んだり、反ったりするので、この段階では出荷寸法より1〜2周り大きく製材しています。 |
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| 屋外乾燥が終わると屋根のある部分へ移動して、室内乾燥です。 |
午前の見学が終わり、昼食です。 この日はお弁当と猪肉の味噌汁を頂きました。 |
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| 木 こ り 体 験 |
午後から伐採現場の見学です。 間伐が行き届いている為、地面の日当りも良いです |
道なき道を進んで職人さんの働く場所まで行きます。 実際には、道を作りながら伐採を進めるそうです。 |
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| 葉枯らしのために、放置されている杉が見えます。 |
現場に到着。 職人さんから、木の高さや周長、位置の測定の仕方等、倒木前に行うことの説明を受けました。 |
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| 最後に、木の強度を電気式の測定器で測定します。 |
1本目は、離れて見学していた息子が、2本目は指名を受けて木こりに挑戦です。 クサビを打ち込めば倒れるところまで準備はされているのですが、なかなかハンマーがクサビに当たらず悪戦苦闘です。 この段階で、自分の家の木材や大黒柱を切られてもOKとのこと。 |
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| 新月伐採とは、満月から新月までの期間を示します。 元々、伐採には昔ながらの暦があり、それにもとづいて行っており、葉枯らしは当たり前のことでした。 近年の安価な輸入材に対抗するため、価格競争の中で早く大量に出荷する為に人工乾燥を行う等、忘れ去られた部分も多かったとのことです。 値段でなく、国産材の良さを追求するに当たりオーストラリアで行われている「新月伐採」を取り入れ、その品質を確保する為に出荷証明書を発行を行っています。 まだ、実際に「新月伐採」を開始してから3年あまり、1本の木が出荷されるまで自然乾燥では2年程度かかることから、実際に出回っているのはまだ、ごく一部です。 山へたどり着くのも大変ならば、切った木を下ろすのはもっと大変なはず...価格差は輸入材の1.3倍程度です。 皆様が木造で家を建てるとすると、この価格差をどう考えますか? |
最後に切り株を切断していただき、記念に頂きました。 生の木は水分を含んでいて非常に重いです。 乾燥の重要性も実感できました。 25m近い杉の木を伐採した小学生の息子。 この杉も、どなたかの家に使われるんでしょうね? |
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